朝4時起き。
何度も「パスポート入れたよね?」と必要のない確認をしながら羽田へ。
行き先は、日本の北の端・北海道。
前日に寒波到来のニュースを見て寒さに怯えつつ、
できる限りの防寒対策で出発。
4泊5日の旅が始まる。

釧路に着いたら、そのまま阿寒湖へバス移動。
白樺とどこまでも続く雪景色に静かにテンションが上がっていく。
阿寒湖に到着し、目の前に広がる景色に感動していると、
雪で豪快に滑って尻もちをつき、早々と雪国の洗礼を受ける。
(二人とも阿寒で転んでからは、雪国仕様ステップを取得し無事に帰還。)
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今回の旅のテーマは、アイヌ。
アイヌコタンを中心に阿寒→釧路→帯広→札幌と
北海道を横断しながら買付けをする旅。
今でもアイヌの文化や伝統が息づく街を巡り、
木工を続ける作家さんのお話を聞き、
貴重な民族衣装まで着せていただく。
’モノ’を探しながら、その背景にある時間や祈りを吸収していく感覚。
釧路芸術館では、アイヌの美展も鑑賞。
古い衣装や現代作家の作品など、
祈りを込めた文様や自然とともに生きるという価値観を学んだ。

そんな時間を受け取りながら、
冷えた体に温泉、ご当地グルメ、と半分は旅行気分で
NYの時と比べるとかなり順調に買い付けと旅が進んでいく。
帯広では、ELEPHANT IN THE ROOMの店主の川瀬さんに、
系列店の懐光やおすすめのアンティークショップに連れて行っていただいた。
初対面のわたしたちへの親切と、行く先々での出会いや空気感にじんわりと胸があったかくなる時間を過ごした。
旅はやっぱり、モノもそうだけど、人に出会うものだなとしみじみ。

札幌では朝からアンティークショップ巡り。
想像以上にアイヌの民藝や雑貨との出会いが。
順調な買付けにひと安心しつつ、
スープカレー、回転寿司、〆パフェ、ジンギスカンと、
北海道グルメもきっちり制覇(笑)。
最終日にはウポポイ(民族共生象徴空間)にも訪れ、
アイヌの自然と対話しながら生きる文化や生活を体験。


雪が降り積もる街で出会ったのは、
古くから続く文化と、それを今につなぐ人の手の温度。
モノを選ぶということは、背景ごと受け取ること。
この旅で持ち帰ったのは、民藝品だけではなく、
静かな祈りと、あたたかな記憶。
アイヌについて知らないけどなんか気になるという人も
ゴールデンカムイを読んでちょっと知ってるという人も
私たちが選んできたモノを通して
その空気感や文化に触れるきっかけになればいいなと。
これらのラインナップは、次の3/6〜9の
POP-UPでお披露目です。
どうぞ、お楽しみに。